ベリーズとの領土問題再燃? 

最近どうも根性がなくって、グアヨシリーズの続きを書きたいと思いつつも、資料を読む気力がない日々です。というわけで、そちらの方は今しばらくお休みにさせて頂くことにしまして。


と言いながら、こんな新聞記事を見つけたのでちょっとご紹介。
「ベリーズとの領土問題再燃。グアテマラ政府はデン・ハーグへの提訴を検討」。


歴史的経緯から説明しますと、スペイン人の侵略時代、この辺り(えーっと、今のメキシコのソコヌスコ&チアパス州、ベリーズ、グアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカまで)はスペイン王国のグアテマラ総督領でありました。その後スペインの勢力弱体のおかげで1821年に独立。当時のグアテマラの領土はスペイン総督領をそのままそっくり受け継いだものでした。


ところが1822年にメキシコからイトゥルビデ皇帝率いる軍隊が領土拡大を目的に侵略。1823年には何とか追い返すことに成功するのですが、ソコヌスコを奪われた上、チアパスの野郎共ときたら「グアテマラよりメキシコの方がいいね」と志願してメキシコへ編入。ばっきゃろー。


この後、中米連邦(だっけか)が誕生するものの、権力争いやら何やらで結局分裂、現在のような国境が誕生していくことになります。


さて一方ベリーズ地域。グアテマラ総督府時代から、こんなジャングルの彼方の辺境、とてもじゃないけど目が届きません。そこに目をつけたのが紳士の国というよりは海賊の国のイギリス。1638年以降勝手に船を送り込み、入植開始。ジャック・スパロウ船長も大活躍。


既成事実を作り上げて最後に
「もう何年も住んでいるんだから、いいでしょ」
と主張する。それって、今でもグアテマラで見られる
「誰も住んでいない他人の土地に勝手に家を建てて住み込み&畑を耕し、自分の土地だと主張する」
作戦と同じなんですけれど。まあ、そんなこんなでスペインも
「ま、あんなしょぼいところくれてやるかぁ」
と自由に使うことを認めてしまった。で1798年にはイギリス人入植者がスペイン軍を破って正式にイギリス領となってしまいました。


さて1821年のグアテマラ独立以降、グアテマラは
「イギリスはウチの領土を不法占拠しとる!」
と主張してイギリスと一触即発状態となるのですが、1859年、
「こんなところの領土持ってても、不便なだけでしょ?ここくれたら、かわりに首都からカリブ海に続く立派な道路をこさえてあげるから」
とイギリス人に丸め込まれて使用収益権って言うんですか?を認めてしまった。で肝心の道路は造られないまま、イギリス人は更に人を送り込んで人口を増やし、1862年には「英領ホンジュラス」を名乗りだす。やっぱり紳士というよりは海賊だよね。


1884年にはグアテマラは、
「イギリスは道路つくってくれなかった」、
「イギリスが約束を守ってくれなかったんだからベリーズはウチのもんじゃい」
と元々の条約が失効したと主張。


それからずーっと月日がたって1975年、国連総会で領土問題解決のための交渉続行を訴える決議ってのがイギリス、グアテマラ両国に対して採択されたりなぞしております。お。グアテマラ外交、結構やるじゃん。


そんなこんなが面倒くさくなってきた?1981年ベリーズははれて独立。グアテマラは
「領土問題はまだ話ついとらへんからな」
と一言加えた上で、ベリーズの独立を認めております。と言いながらも、グアテマラの地図には相変わらずベリーズがしっかり書き込まれているのは、地図買う人へのサービスのため・・・・・・なわけないよな。


それ以降、あちらこちらの手を借りて領土問題の解決を図っている・・・と言われています。4年くらい前でしたか?米州機構からの仲介案なんてのもあったんですが、結局今に至るまでまとまる気配すらありません。何といってもグアテマラの主張は、ベリーズの国土の約半分にあたる12000km2がウチの領土だってもの。これだと首都のベルモパンもグアテマラ領になっちゃううわけで・・・ベリーズがうん、って言うわけないじゃん。


なわけでお互い自分の主張を曲げることなく・・・。どこぞの国のサッカーリーグの放映権問題を髣髴とさせる・・・。まあ、あちらの方が第三者に与える影響は大きいかも。


グアテマラとしても、デン・ハーグの国際法廷に持ち込んだところで、領土を返してもらえるとは思っていないだろうけれど。だからと言って、タダで手放すのも惜しい。せめて賠償金かなぁ?ちっとは責任もって後始末してってくれよ、イギリス~。という気のする今日この頃であります。



[ 2007/08/29 15:40 ] ニュース | TB(0) | CM(2)

ラテンアメリカン・アイドル 

ラテンアメリカン・アイドルって番組が最近グアテマラでも話題になっています。


イギリスの「ポップアイドル」を元にした「アメリカン・アイドル」のラテンアメリカ版(ただしブラジルは含まれない)で、去年から始まったばかり。まあ放送されているチャンネルがソニーチャンネルというのも、なんだからしい感じ。


日本でいうならスター誕生ですか(古っ)?アイドルになりたいという青年たちが集まってオーディション、予選、本選と数ヶ月にわたって篩いにかけられてゆくリアリティ・ショー。選抜は一般の人たちからのSMS(ショートメッセージ)の数で決まる。水曜日にコンサートが行われ、それから木曜日の正午までがSMS受付時間(時差はどうなってんだ・・・)、その日の7時ですか?グアテマラ時間の6時にはもう結果発表。というテンポで進みます。


グアテマラで話題になっているのは、グアテマラのカルロス・ペーニャがファイナリストに残っているという単純な理由から。12人いたファイナリストは今週は6人にまでに減っています。


グアテマアシティーでは、あちらこちらにカルロス君の広告も立っていて「43567にCarlosって送ってね」と呼びかけております。新聞も「今日がコンサートだ」「昨日のコンサートでは審査員はカルロスにあー言った」「カルロスが勝ち残った」と毎週大騒ぎ。遂にはベルシェ大統領まで「グアテマラの1200万人の国民が応援してる。もし勝ったら、何か企画しないとね」。


であまりの大騒ぎに一体どんな子?と興味が出てきて見てみたら、なかなか良いのですよ。もうこのレベルになってくると、歌がうまいのはアタリマエ。どんな歌でもうまく歌える上に、自分をうまく見せる方法を演出しないといけない。それにどんな+αを加えることができるのか、なんでしょうが、カルロスって人を惹きつける魅力を持っていますね。その点でものすごく輝いている。優勝できるかどうかはともかく、最後の最後までは行きそうな気配です。


カルロスに限らず、若い子たちが自分の夢実現のために頑張っているのって、見てて気持ちがいい。ちょっと病みつきになりそうな感じです。

ラテンアメリカン・アイドル 公式サイト(スペイン語)
http://www.canalsony.com/lai/


おまけ
出演者のプロフィールのところで、インタビュアーが「乗っている船が沈没します。あなたは誰を見捨てますか?」と尋ねていまして、皆「船長」とか「誰でも助けられる人を助ける」とマジメに答えているのに、カルロスの答えときたら・・・・・・。



「船」。


大爆笑


[ 2007/08/26 00:24 ] できごととか | TB(0) | CM(0)

映画「アポカリプト」 

ハリケーン・ディーンがドミニカ、ハイチ辺りを通過してジャマイカを直撃。風速240km/時って新幹線並み。各地で大被害をもたらしながらユカタン半島を通過してアメリカへ到達すると見られています。現在はカテゴリー4ですが、この後最大のカテゴリー5にまで成長するものと見られ・・・・・・。ハリケーン、地震、洪水・・・・・・。天災の前には人間の叡智もまだまだ及ばない。大きな被害が出ないことを祈るのみです。


数週間前になるのですが、アポカリプト(Apocalypto)という映画をDVDで見ました。メル・ギブソン監督による、マヤを描いた冒険映画。舞台はユカタン半島で、出てくる人物もマヤ系先住民(主人公なんかはアメリカ・インディアンだったりする。顔立ちの違いは明らか)、しゃべる言葉もマヤ言語の一つユカテコ。ふむふむ、私が比較的よく耳にする機会のあるマヤ言語(カクチケル、ツトゥヒル)とは全然雰囲気違いますね。


この映画、当地でも公開されていますが、アメリカで先行上映されていた頃から、「マヤのことを全然わかっていない」「時代考証がメチャクチャ」「皆既日食の日に満月かよ~」などと結構な批判がマヤ系先住民を中心に当地でも沸き起こっていました。


ギブソン的には「ポポル・ブー(マヤ系キチェー族の伝承)をベースにした冒険アクション」なんだそうですが、時代設定はスペイン人が新大陸にやってくる直前。


という設定時代にムリがあるんだろうと思うんですが・・・・・・。なぜなら、ユカタン半島に大きな神殿をいくつもこさえたマヤ人たちってのは、スペイン人が来る前にいなくなっていた。映画にはティカルと見られる都市が出てきますが、ティカルなんかもその頃は誰も住まなくなって数百年経っていたはず。


その頃のマヤ人たちと現在のマヤ人たちの関係って、実は私、よくわかっていないのですが、とにかく、スペイン人たちがやって来た頃のマヤの町というのは、規模の小さなものばかりではありました。


それ以外にもマヤ系住民から多々の非難・不満の声。「人種差別!」といういささか感情的なものもありますが、「マヤは狩猟民族じゃなくて農耕民族だよ」、「平和的なマヤと残虐なアステカを混同してるっしょ」という指摘も。マヤとアステカ、似てる部分も多いのですが、非なるものであります。


まあ、そういうもろもろの「ここがデタラメ」的な指摘はWikipedia(英語のサイトだと写真もちょっとある、リンク先は日本語)とかこのサイト(「この映画を日本に置き換えてみたら・・・」ってところには大笑い)にゆずることに致しまして。


この映画、史実じゃなくて、なんちゃってマヤ世界を背景にしただけのアクション映画だと思えばいいんだろうな。マヤでなくても良かったんだけれど、密林の中で大きな町築いていた民族って言えば、やっぱりマヤか。みたいな。映像はきれいだし、主人公のジャガーの爪君は格好いい。メッセージ性は皆無。


ん~、メッセージはあるのかもしれない。ここから先、結末のネタバレになりますが、何とか敵の手を逃れてきたジャガーの爪君とまだしぶとく追いかける追っ手が海岸にやって来るとそこに見えたのはスペイン人の船。「残虐で野蛮なマヤはキリスト教によって教化され、正しい道(?)を歩むことになる」という大きなお世話なメッセージ。


キリスト教の人たち(って私もそうか)にありがちな、物事すべてにキリスト教的価値観を当てはめてしまう視野の狭さ。現在のイスラム世界との対立も、こんなところに根っこはあるんだと思いますけれどもね。



[ 2007/08/20 01:17 ] マヤ | TB(0) | CM(2)

交通渋滞と交通規制 

最近グアテマラシティーの人たちの間で話題になっているのが、大型トラック・トレーラーのこと。グアテマラ市は以前から大型車両が日中市内を通行することを禁止していたのですが、最近その時間帯を拡大。午後20:30以降じゃないと市内を通行してはいけない。という風になってしまいました。もちろんこれ、市の条例によるものです。


これに大型車両の運転手さんたちが抗議して先週末ストを実行。週末はガソリンがなくなる!という噂が広がり、どこのガソリンスタンドも車の行列が出きて、余計に渋滞がひどくなる始末。実際ガソリンが売り切れたスタンドもあったみたいです。


このままじゃ国の経済がストップしてしまう。と介入したのが政府(内務省)。ストは一応解除されました。でもグアテマラ市って政府と仲悪いんですよ。このまま政府の言う通りにするわけがない。


もちろん、グアテマラシティーの取った措置は市内のものすごい交通渋滞を多少なりとも緩和するためのものです。だけどね。夜間しか走れない、ってことは運送コストのアップ、つまり物価の上昇にもつながるということもまた事実。


最大の問題は、地方(特に港)から別の地方へ行こうとすると、グアテマラシティーを通っていかざるを得ない現在の道路状況にあります。現在のグアテマラ市長が大統領だった時期(96-00年)に、すでに首都圏環状道路を造って交通緩和を図ろうという意見はあったのですが、未だちらりとも実現されないまま。この環状線ができれば、こんなトラブルも起こらなかっただろうに。


今回の件については、市内の一般ドライバーは圧倒的に市を支持している人が多いようです。


でもお兄さんがトラックの運転をするという友人によりますと、夜間しか走れない=強盗にあう危険が高い、ということで、地方へ向けて走る時には数台のトラックでキャラバンを組み、警備会社に警備を依頼するんだそうです。


それでも、盗難にあうことはあるんだとか。トラックが通行可能な時間まで待機できるグアテマラ市の管理する駐車場があるのですが、なんとここでトラックが盗まれたということもあり。それはさすがに運送業者だって怒るよねぇ・・・。


全面的に通行を禁止する必要があるのかどうかも疑問です。別の友人が「朝はシティーから外へ出て行くのを認めればいい。午後の渋滞時間は、逆に外からシティーに入ってくるのを認めればいい」と言っていまして、これも一理あるなぁ、と。ただし、一部区間では渋滞ひどくなるかも。


何にせよ、皆が納得できる結論にたどりついてほしいものですが、一番問題なのはグアテマラ市かな。アルスー市長って、政府の仲介なんか聞かんだろうから・・・。やれやれ。ケンカはダメですよ、ケンカは。



[ 2007/08/16 21:58 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

ハリポタ読了 

しばらく全然ブログには見向きもしないでハリー・ポッターを読んでおりました。その甲斐もあってやっと読了!どうにも最後まで読まないことには気がすまなかったのですが、これですっきり!!


え?結末ですか??知りたい???でもまだここでネタバレするわけにはいかないので、知りたい方は原書を読んでいただくことにして、ネタバレのないコメントを。


とにかく非常に長くて読むのにふうふう言う本なんですが、細部がしっかり作り上げられている上、登場人物が書き込まれていることもあって、いささか冗長気味になるのは仕方ないのかなぁ~と。以前の本に登場してきたエピソードが7巻でキーとなっていたりしますしね(なので読んでいらっしゃらない方は、復習のために1~6巻を読み直されると良いかと)。長かろうがなんだろうが、読ませる力はすごいです。


登場人物には、なぜかあまり共感が持てないんで(子どもの癖に出来すぎなハリーと2人の仲間たち&謎めきすぎのダンブルドアは特に。ダンブルドアおじさんがあんなに謎めいた振舞いをしなければこの本の魅力も半減ではありますが)、私にとってはファンタジーというよりはミステリーと言った方がしっくりくるかな。


・・・にしても、出てくる魔法の呪文が少なすぎる気がするのは気のせい?7年間で学ぶ呪文って、たったこれだけなんでしょうか・・・?


やっとハリポタも読んだことだし、しばらくさぼっていたブログもまた再開しようかと。またお付き合い頂ければ幸いです。



[ 2007/08/12 15:38 ] できごととか | TB(0) | CM(0)

期待の新人君 

期待の新人君が我が家にやって来ました。そう、おニューのパソコン君。思ったより全然早かったのですが、パソコン屋の兄ちゃんにとっても予想外だったらしい。
「今朝、卸元から電話があって、何でももう納品したって言うんだよね。こんなこと初めてだよ」。


それきっと、誰かが注文したのドタキャンしたんじゃないの?ま、何でもいいですよ、早く入手できればうれしい~。あ、でも支払いは後よ、後。


で使ってみて。今までのオンボロ君がじつにのんびりした性格だったものですから、新人君の反応の速さは私にはとっても嬉しい。ただし、キータッチの軽やかさは、オンボロ君の方が上。オンボロ君はToshibaさん家、新人君はHPさん家で生まれています。HPさん家のパソコンって、安いから仕方ないかぁ。使えればいいですよ、使えれば。

金曜日から各種アップデート、アプリケーションのダウンロードなどなどやっておりました。データの移行もしないといけないんですが・・・。


にしても、使いにくいと評判のWindows Vista。Vistaそのものよりも、Office 2007が今までのOfficeシリーズと雰囲気変わったせいじゃないですかね、そう言われるの。慣れればなんとかなるかな、多分・・・。Windows自身も若干変わっていますので、何がどこにあるのかを把握しにくいのは事実です。

まあこうやってしっかり目先を変えてくれた方が、新しいのを買ったんだぞ~!という気がするので嬉しいことは嬉しいんですが、同時に出費は痛い。今ではパソコンのない生活なんて考えられないですし、小僧の宿題ですら、パソコンがないと困ることも多々ある時代。また4~5年後に向けてお金を貯めなければ。せめて早くアメリカさんとの自由貿易協定締結してくれないかなぁ・・・。そうすれば関税分(なんだかんだで20%強はあると見られる)だけでも安くなるんだけれど・・・。



[ 2007/08/06 14:37 ] できごととか | TB(0) | CM(0)

サパタの見解 

グアヨの書簡に戻る前に、2006年11月13日に、金融監督庁(SB)長官ウィリー・サパタが無所属の国会議員と設けた会合について触れたいと思います。


この席でサパタはまた一つ爆弾を落とします。Bancafeが金融審議会により業務停止を命じられる数日前に、Bancafeの大株主であるマヌエル・エドゥアルド・ゴンサレス・リベラ(Manuel Eduardo Gonzáles Rivera, Bancafe頭取, グアヨの父)とインゴ・ハインリッヒ・ハベランド(Ingo Heinrich Haberland, Bancafe副頭取)の2人がVipasa(Valores e Inversiones del País, S.A. グループには属さないけれども、経営者が同じというややこしい投資会社)から大金の小切手を受け取り、現金を引き出していた、というもの。


この金額、不明です。「覚えてないんだよ~」とサパタ君。時々急に物覚えが悪くなるようで。「でも数百万単位だったね。Q10って話じゃないよ」。アタリマエでしょ。


サパタ君は饒舌に続けます。「この2人ときたらBancafeが業務停止になるほんの数日前に大金を引き出して、Vipasaから最後の1センターボまでむしりとったんだよね。こんなことやってるから、SBもBancafeに介入しないといけなくなちゃったんだ。このことはもう検察に告発してるから。」えーっと、こういうの背任っていうんですか??背任とかマネーロンダリングとかで告発したようですが、現在に至るまでその容疑が実証された気配はありません。


それにしても。数日前に引き落とされた小切手のことが、すぐにSBにわかるんか。やるじゃん、SB。


さてここで登場するVipasaの存在がBancafe事件では大きな意味合いを持つのですが・・・。


えーと、その前に2005年10月の、アメリカの投資会社Refcoの倒産の話をしとかないといけないんでしょうね・・・(ああ、頭痛・・・)。Bancafeのオフショア銀Bancafe International Bank(BIB)は、なぜか投資先をRefcoに一括していたため、Refco倒産とともに$2億超が焦げついてしまったのでした。この影響でBancafeグループ全体の業績が悪化したのは事実です。そこでSBは再建計画を課した、と。


一方のVipasa。SBの見解はこうです。Vipasaは国内2ヶ所の証券取引場で取引する資格を有していなかった。だからBancafeの再建計画の中では、BancafeがVipasaに融資を行うことは禁じられていた。にも係わらず、Q4200万の無担保融資が行われ、Bancafeがホセ・ミゲル・フェルナンデスという人物に超過振り出しした小切手Q3000万はフェルナンデスからVipasaに渡った。


んん。SBは違法に金融仲介業をしていた、と指摘していますが、なんで今まで何もアクションを起こさなかったんでしょ?Bancafeの再建計画で経営に介入し始めたあたりで既に、Vipasaのこととかわかってたんじゃないですかね?


サパタ君たら「いやあだって、銀行が持っていた口座は100万件以上もあるんだよ。それぞれの口座の資金の流れをつきとめるのはちょっとばかし大変だよねぇ~」。


ふーん。でも大口顧客が100万件あるわけじゃないと思うけどなぁ・・・。でもって100万件の顧客に一斉に影響を与えるような決定をしたのはアナタでしょ。説得力ないなぁ~。って思うのは、ひょっとして、私の翻訳の仕方のせいですかね??



[ 2007/08/03 15:00 ] 誰がグアヨを陥れたのか | TB(0) | CM(0)

ARTSチャンネル 

今日は思いっきりひとり言なんですが。


この国のテレビって、民放がぱっとしないこともあって、大体都市部ではケーブルテレビを契約している世帯が多い、と思われます。我が家もそうなのですが、このケーブルテレビ、いきなり突然チャンネルが変わっていてビックリということもまた多々。


さて今日帰ってきて、「ちっ、全然おもしろい番組ないな~」とザッピングをしていたら、どうやら新しいチャンネルがいつの間にやら見られるようになった模様。Artsチャンネル。クラシック系を中心に放送してるらしい。


実は私、クラシック大好き人間でして、こういうチャンネルがず~~~~っと欲しかった!んです。しかもつけるといきなり、そこにいるのはアルトゥーロ・トスカニーニ。ええええ~~~、トスカニーニが指揮をしているのが映っているフィルムなんてあったの!!!思わず見とれてしまいました。


えー、トスカニーニって、20世紀を代表する指揮者です。亡くなったのが1957年て出てたかな。この時代だと録音そのものもまだ少ないですし、音質も良くない。テレビで放映されたウィリアム・テル序曲もとんでもない音質ですが、そんなことどーでもいいです。聞けるだけ幸せ。


とまず感激していたら、しばらく後にはバレエの「海賊」のパ・ド・ドゥが。それも、私の大のお気に入りのキーロフバレエ版。あああ、ルジマートフ~


昔も昔のその昔、90年頃ですか?キーロフが来日した時、はるばる横浜まで見に行ったことがあるんですよねぇ。その時の出し物がこの「海賊」。あの日ファルフ・ルジマートフにノックアウトされたのは私一人ではありますまい。あのパ・ド・ドゥ。ソロパートの出だしの跳躍一つで、観客を魅了しましたものねぇ。忘れられないです。


日本にいれば、外国から超超超一流の芸術家がよりどりみどり、群れをなしてやってくるわけですが、グアテマラではまずあり得ない。テレビやラジオでクラシック系の音楽やらオペラやらに触れることも稀ならば、CDやらDVDですら、本当に欲しいと思えるようなものはなかなか見つけられないような状況です。


そんなところにもう二度と会えないと思っていたあたしのルジマートフ(え?)がいきなり登場しちゃったもんだから、大感激。


ホント、こういうチャンネルが欲しかったんですよね~。今のところハイライトばかりのようですが、そのうちオペラ全曲とか、バレエ全曲とかもやってくれないかなぁ。楽しみが一つ増えました。わくわく。



[ 2007/08/01 13:00 ] できごととか | TB(0) | CM(4)