グアヨの書簡 Ⅰ 

これからしばらくグアヨの書簡をかいつまんで取り上げてみたいと思います。この書簡の宛名は「世論」。この文書に陽の目を浴びさせて、世論の援護を得よう・・・というのが目的だったのでしょうか。


前にも書きましたが、この書簡の日付は2006年10月29日。Bancafeにあった口座は別の銀行に移され始めており、一方、グアヨは大統領選への出馬を取りやめない・・・と言明していた時期のものです。


前文はこうです。
「金融監督庁長官のウィリー・ワルデマル・サパタ・サガストゥメの、私に対する公なネガティブ・キャンペーン、私に対する不正、侮辱、誹謗中傷に対して、グアテマラ市民に次のことを明らかにする。」


そしてすぐに本文が始まります。
1.Bancafeに対して命じられた業務停止は、Bancafeを金融業界から追い出し、派手にスキャンダルを演出することで、政治的に私に影響を与えることを唯一の目的として行われたものである。これにより利益を被るのは大金持ちで権力を有する一家の2人である。2人は私が大統領になることを良しとしないからである。


2.この業務停止、それに続く銀行清算は、違法かつ違憲である。銀行の弁護士が既に最高裁に保護申請を行っている。今回の決定は不服を申し立てることができる性質のものであるにも係わらず、私たちには弁護をする権利すら与えられなかった。加えて金融監督庁自らがBancafeに課した業務改善命令の期限はまだ過ぎていないのである(60日の期限は今日に至っても過ぎていない)。


3.この先、私、あるいは私の父や家族の誰か、あるいは銀行に何かが起こったならば、それはフアン・ルイス・ボシュ・グティエレスとディオニシオ・グティエレス・マヨルガの2人にすべての責任があるとここで指摘しておきたい。この2人がBancafe清算の「命令」を下し、あらゆるマスコミを使って私に対するブラックキャンペーンを行い、「偶然にも」金融監督庁長官かつ金融審議会のメンバーというポストにある操り人形のウィリー・サパタはBancafeへの介入の理由は私の家族が経営陣に名を連ねるグループ企業内で、大統領の了解を得て融資を行い、利益を得たことだと言い立てている。


4.ウィリー・サパタが法的措置を取らずに、マスコミに向かってこういった理由を並べ立てているのはなぜであろうか。サパタの言うことが本当であれば、刑法457条に基づいて、私を検察なり判事なりに告発すればよい。


とりあえず今日はここまで。注意しておきたいのは、先日の新聞記事ではBancafeの業務停止の理由が「業務改善命令に従わず、法令にも抵触していた」とされていたところです。


日が経つにつれ、この「理由」が後づけされていきます。22日にはサパタは「Bancafeは(同行のオフショア銀行である)Bancafe internacional Bankに銀行法の規定を超える資本の15%を超えて融資していた」と発表。


その後で、今度は「Bancafeはグループ会社のVipasaに違法に融資していた」と。


これ、グアヨが指摘している通り、サパタは新聞のインタビューでこれを暴露しています。公的機関の責任ある職にある人のやること?というのが素直な感想。


そしてそれが本当の理由であるのなら、どうして最初に業務停止を発表した時点で明らかにしなかったのか。どうしてBancafe側に反論する機会を与えることすらしなかったのか。


グアヨが指摘している「期限」の話、これは確認が取れませんでした。金融監督庁のホームページ、データが全然見られないので・・・。ですがこれも恐らく事実なのだろうなぁ~という気はします。期限が来ていたのなら、サパタは必ず指摘していたでしょうからね。


ますますもって奇奇怪怪・・・・・・。



[ 2007/07/31 15:16 ] 誰がグアヨを陥れたのか | TB(0) | CM(0)

黒幕とされる2人 

さていよいよグアヨのこと。本名はManuel Eduardo González Castillo(マヌエル・エドゥアルド・ゴンサレス・カスティーヨ)。Guayo(グアヨ)というニックネームはドゥアルドあたりが訛ったものなのでしょうか。


写真がどこかにないかと一生懸命探したのですが、エドゥアルド・ゴンサレスなんてスペイン語圏では超ポピュラーな名前、赤の他人が一杯いるいる・・・。やっとの思いで探し当てたのがこの一枚。El Cancheというサイトです。

同じサイトのもう一枚は2006年6月のもの。政治家というよりは銀行家って雰囲気かしらん・・・。


さてここにグアヨが書いた・・・とされる文書があります。私が参考にしたのはHUNAHPU E IXBALANQUE(ウナプ・エ・イシュバランケ、ポポル・ブーに出てくるマヤの神様2人の名前だったか)で見られます。日付は2006年10月29日。例の業務停止から10日が過ぎようとしている頃のものです。


実はこの文書、本当に当人が書いたものかどうか、の確認がなされていません。ネットで流通した文書、と聞いています。ですが、書かれている内容はもとより、文章の間から滲み出てくる悔しさ、怒り・・・に触れると、本人以外の誰にもこういう風には書けないだろう、と思わずにはいられないです。ですので、ここではグアヨ本人が書いたもの・・・として話を進めて行きたいと思います。


かなり長い文章ですが、要点は2つ。
1つ目は、 Bancaféの業務停止は、違法であり、これは自分の大統領就任を阻止するために仕組まれた罠であるということ。
2つ目は、これを仕組んだのはJuan Luis Bosch Gutiérrez(フアン・ルイス・ボシュ・グティエレス)とDionisio Gutiérrez Mayorga(ディオニシオ・グティエレス・マヨルガ)の2人であるということ。


この2人、Corporación Multi Inversiones(CMI)というコングロマリット企業の共同経営者であります。コングロマリットというのは、事業内容が異なる複数の企業や事業部を束ねた企業のことを言うらしいですが、CMIの場合、グループ企業は何と300以上。14ヶ国に3万人以上の従業員を抱えているという、ラテンアメリカ有数の企業でもあります。一番最近進出したのは中国。グアテマラの味?フライド・チキン・レストランのポーヨ・カンペロ(Pollo Campero)をオープン。


ディオニシオはLibre Encuentroという15年以上続いているインタビュー番組のディレクター兼司会も務めています。この番組、結構政治家も出ております。いや、実は私この番組見てないんで、詳しいことについては何も言えないんですが。


さて、コングロマリットの中に銀行はあるのか?って気になりますよね。あります。Banco Reformador、通称Bancor。Bancaféの資産を受け継いだ3つの銀行のうちの1つです。



[ 2007/07/27 15:05 ] 誰がグアヨを陥れたのか | TB(0) | CM(2)

パソコン君復活 

なんと。おんぼろパソコン君が復活しました(嬉)。知り合いのパソコン屋のお兄ちゃんに見てもらおうと思って職場に持って行ったところ、あ~ら不思議、つけたら点いた!


「オマエ、パソコン屋の兄ちゃんに見てもらうで」と脅したのが良かったんでしょうか?私のPCに限らず、職場のPCも軒並み、主の前ではどんなにトラブルメーカーでも、この兄ちゃんの前では至って行儀が宜しいのです。


そこで一句:
パソコンに嫌われてどうするパソコン屋


とりあえず、ライトそのものではなく、回路かコネクターのトラブルってことのようです。相変わらず、時々くらくらっとフラッシュしたりしてくれるんで、あまり安心してられないのは事実。やはり「新パソコン君お取り寄せ大作戦」も引き続き続行です。


というわけで私のブログの行く末もおんぼろパソコン君のご機嫌次第。になってしまいました。とりあえず、今日のところはまだ大丈夫そうですが。



[ 2007/07/27 12:23 ] できごととか | TB(0) | CM(0)

ハリー・ポッターと死の秘法 

どうもしばらくPCが入手できなさそうな気配。顔なじみのパソコン屋のお兄ちゃんに頼んでいるところなのですが、希望のスペックのPCは「アメリカからのお取り寄せ」になるので、8~15日程度かかるとか。


8~15日って、グアテマラ地方では「3週間から4週間」って意味です。


ううう~ん。この際、お古君の修理も考えた方がいいのかしら?と迷っているところです。


毎晩急に時間ができたので、本でも読もうかとハリー・ポッターの最新刊を買ってしまいました。スペイン語版はまだ出ていないので英語。英語、得意ではありませんが、ストーリーくらい追えるかなぁ、と。


実際、なかなかおもしろいです!細かいことは多分読み落としていると思うのですが、それでもおもしろい。どんどん先を読みたくなる。でも、やっぱり英語は読んでいると疲れるんですよね。でやがて眠くなる。お陰で最近はよく眠れます。


にしても759ページもあるこの本、超重たい。スペイン語にすると800ページ突破するんじゃないですかねぇ。翻訳ができあがるのに時間かかりそうではあります。


さて、新PCの入手とハリーポッターの読破と、どちらが先か!?全然手に汗握らない対決ですが、私の予感では先に読み終わりそうな気が。


また時間を見つけては、時々書けるかなぁ~と。グアヨシリーズは新PC君がやってきてからですね。やっぱり。


[ 2007/07/25 23:49 ] できごととか | TB(0) | CM(0)

しばらくお休みいたします 

先週の金曜日、愛用のパソコン君が成仏してしまいました。


いえ、本体は大丈夫なのですが、モニターが。しばらく前から、いきなり気絶(ブラックアウト)したりすることはあったのです。ですので心配はしていたのですが、運命の金曜日、ウルトラマンのカラータイマーのようにいきなり激しい点滅が始まったかと思うと、1時間後に美しく一閃、そして永遠の暗闇へ・・・・・・。


ウルトラマンよりは頑張りました。って話じゃないですね。というか、点滅し始めた時点で、普通なら使わないんじゃないかという気が・・・・・・。


まあでも、まったく使えないわけじゃないんです。バックライトがなくても、液晶そのものは生きているので、よ~く目を凝らしてみると、暗闇の背後に愛しのデスクトップの姿がおぼろに見える。ちょうど背後霊か何かのような感じです。


実は毎土曜日、実家とビデオチャットをしていた関係がありまして、PC君が壊れたことを報告せねばなるまい。と思って、メールに挑戦!してみました。


で、マウスカーソルを探したのですが、マウスカーソルの矢印はどこぞのブラックホールに吸い込まれてしまったみたいで、すべての操作はキーボードでせざるを得ず・・・。


それでも何とかOutlook Expressを立ち上げて、文章作成。
「我が矢のPCの液賞のバックライトが着かなくなてしまたので
 明日の茶っとはできません。
 今も真っ暗な仮面を空いてにメールを掻いているところです。
 来集中には新しいpcを飼う予定にしていますが、どうなることやら。
 さてこのメール、茶んと遅れるかな?」


え~、画面がよく見えなかったので、五時じゃない誤字・脱字はありますが、こんな内容を書いてやっとこすっとこ送りました。


この調子ならブログもまだ書けるかも!?と思わないではなかったのですが、さすがに目が疲れてしまいまして、新しいPCを購入するまでは、しばらくお休みさせて頂こうかと思います。うまくいけば水曜日くらいには入手できるかな~。といった状況です。


野暮ったくて頑固でノロマだったPC君。モニターさえつなげば、まだ使える・・・・・・とはいうものの。やっぱりそろそろ世代交代の時期だったのね。後進に道を譲って、迷わず成仏して下さいまし。QDEP



[ 2007/07/24 04:17 ] 風物詩 | TB(0) | CM(0)

業務停止の日 

グアヨの言い分を書く前に、やはり当時の報道を引用しておいた方がいいですね・・・と思い直しまして、今日は2006年10月20日金曜日のPrensa Libre紙の報道を引用してみたいと思います。エドゥアルド・スミス及びエルベルト・エルナンデスの署名記事です。


金融審議会Bancaféの業務を停止、預金は保証


Bancafeは1年以上前に端を発した問題を解決できず。資金を他行へ移すため、精算審議会が任命された。

金融審議会(以下JM)は本日、Bancafeの業務を全面的に停止することを発表した。なお、預金については他の銀行から引き出すことができると保証している。

本日午前0時過ぎ、JMは記者会見を開き、この決定を伝えた。

グアテマラ中央銀行(Banguat)総裁及びJM会長のマリア・アントニエッタ・デル・シッド・デ・ボニーヤは、清算審議会(Jeap)が同行の資産を他行へ移し、預金者への支払いを行うと説明した。

金融監督庁(SB)長官のウィリー・サパタは、支払い手続きについては来週以降発表するが、預金は預金保険機構(Fopa)の資金及び同行の資産で保証できるとしている。Fopaが有する保険金はQ16億であり、この全額をBancafeの顧客の支払いに引き当てる必要はないという。

今回の業務停止は、2002年に現行の金融法が施行されて以来、我が国初である。

8月時点では、Bancafeは317千件の小切手口座と822千件の普通預金口座を有し、預金総額はQ49億8600万であった。

なおサパタは、Bancafeに口座を有する個人及び法人は、来週以降、Jeapが清算手続きを進めるまで、本日より国内の支店・ATMでの引き出しはできないと説明している。

プロセス
デ・ボニーヤは、他の機関がBancafeの資金を利用することができるよう、Jeapが信託をつくり、そこにBancafeの資産及び債務を移すとしている。

また、業務停止となった銀行について公的資金を投入することはしないとも付け加えた。

なおJeapのメンバーは、フリオ・エリック・レシーノス、ホセ・フランシスコ・アセンシオ、ロランド・カスタニェーダである。

サパタは、同行はSBが課した調整計画を遵守せず、また他の点でも銀行法に抵触していたと話した。

Bancafeが抱える問題の一つは、アメリカの先物取引大手Refcoへの投資$204百万が焦げ付いたことであるという。

サパタは、この度の決定がJMの全会一致によるもので、その目的は顧客の利益を保護することにあったと付け加えている。

銀行の重み
SBによれば、去る8月31日時点で、Bancafeは現金、取立金、不動産、投資などを合わせてQ7,766百万の資産を有していた。

負債(定期預金、利子負担、預金他)はQ7,128百万であり、資本金はQ638百万である。

なお同期の収益はQ116百万である。

サパタによれば、業務停止の時点で、銀行は既に資本割れあるいは赤字の状態であったという。

なお同行は、資産額では国内第4位の銀行であった。

歴史
Bancafeは1978年10月16日にコーヒーの生産及び輸出を支援することを目的に創立された。
現在の支店数は165、従業員数は2000人を超える。
1998年、個人への融資に特化していた小規模銀行であるMultibancoを買収した。

BancafeグループにはBancafe International Bankというオフショア行もある。

影響:政界への波及
Bancafe前頭取で現在Ganaから大統領候補に名乗りでているエドゥアルド・ゴンサレスは、筆頭株主でもある同行がJMにより業務停止になった後、態度をはっきりさせなかった。

与党(GANA)の総裁アフレッド・ビラは「私たちにとって一番大切なことは、正しくことを行うことにある」と話し、ゴンサレスが選挙戦に参加し続けるかどうかについては言明を避けた。

当紙はゴンサレスの話を聞こうとしたが、電話には応答がなかった。

今後
本日より、Jeapが今後のプロセスを策定する。当局は当面の間、1日2回の記者会見を開き、同審議会の活動について報告するとしている。

また、JMは、同行の従業員については月曜日の通常の業務時間に銀行に出勤しなければならないと付け加えた。

また銀行界からは資金の移動について協力を申し出ているところもある。



ううう~ん。経済についてはホント、良くわからないので、訳し間違えているところもあるかもしれませんが、第一報全文です。

訳しながら、なんともどうにも不可解な感じ。何がって、「どうしてBancafeが業務停止になったか」という部分が、あまりにもさらりとしか触れられていない点。この文章の中心は「Bancafeに預けてあったお金はちゃんと払いますよ」っていうところにあって、どうしてBancafeを業務停止という処分にせざるを得なかったか、については至って説得力のない説明しかなされていません。

預金者保護、って言うんだったら、こんなにいきなり突然の業務停止ではなく、今まで政府主導で何度か行われてきたように、他行との合併を進めた方が良かったんではないの?

実際に、こんな話がありました。私の職場で支払いに渡した小切手、先方はBancafeに預金したのですが、タイミング悪くその翌日にBancafeが業務停止。引き落とされなかったこの小切手は宙に浮いてしまい・・・・・・。

小切手って、6ヶ月を経過するともう効力がなくなりますから、6ヶ月を過ぎてからまた小切手を作って渡したのですが、こういうケースは氷山の一角と思われ。

「資産があるから大丈夫よ」と言っていたJMの皆さん、一体どこが大丈夫なのよ・・・?

まあ、JMは気合い入れて清算してたんで、預けていたお金をもらえなかった、って人はなかったようです。

というか、これ、清算というよりは、態のいい銀行乗っ取りのように見えなくもないですね。Bancafeは結局、Banco Agromercantil、Banrural、Bancorの3つの銀行に寄ってたかられてしまいました。

次回こそは、グアヨの言い分。



[ 2007/07/18 14:52 ] 誰がグアヨを陥れたのか | TB(0) | CM(2)

Bancaféのこと 

続きを書く前に一点だけ。

この記事、インターネットで検索できる情報を元にして書いています。そういう元ネタについては、特定の記事からの引用以外は、この連載(さて、一体何回続くことやら)が終わってからまとめて出典を書くことにしたいと思います。

というわけで、2回目は、「じゃあ、Bancafeって一体全体どんな銀行だったの?」という話。まずは基本的なデータから。2006年9月のMoneda紙(グアテマラの経済紙)の記事から拾っています。

正式名称 BANCAFE – GRUPO FINANCIERO DEL PAIS
パイス・ファイナンス・グループの一員

創立 1978年10月16日 もうすぐ30歳だったのに~

総資産 999.3百万ドル(2005年12月)

店舗数 165 イメージ的にはどこに行ってもBancafeがあるという感じ

従業員数 2300名 1店あたり約14人。行員が1~3名程度のミニ支店も多かったことを考えると、結構多いかも?

CEO Lic. Ariel Camargo (アリエル・カマルゴ)
噂のグアヨ・ゴンサレスは2004年に大統領府官房長官に就任したため経営からは手を引いている。一応。

ビジョン 国内最高の金融グループとなること

ミッション 信頼される企業であること。確固とした存在感とグローバルな視点を有し、顧客のニーズを理解し、サービスを行う従業員を持ち、迅速かつ斬新な金融サービスにより、様々な分野や市場と協調し、サービス精神と顧客との約束を果たす信頼される企業であること。(ひぇ~、誰かもっとうまく訳して~)

歴史

首都圏のみならず地方においても、今までの銀行とは異なった、迅速かつ良質なサービスを提供することを目的に掲げている。Bancafeは地方への進出ではパイオニア的な存在であり、最初の店舗はアルタ・ベラパス県コバンに、次いでウエウエテナンゴに出店した。

1999年3月、Multibancoを吸収合併。グアテマラ初の銀行合併劇である。

Bancafeは国内の金融法の規制を乗り越え、顧客のニーズに応じて様々なグループ企業をつくっていった。こうしてできあがったグループ企業は次の通り:

  • Almacenadora del País
  • Financiera del País
  • Bancafé International Bank(BIB)
  • Valores del País
  • Seguros del País
こうして支店数は165、顧客数は100万超となり、国内行の収益性ではベスト5に入る優良行となった。

2002年、Bancafeはリオ・デ・ジャネイロで開かれた米州開発銀行が後援する第5回中小企業フォーラムでミクロファイナンスでプレミアを受けた。

2006年、中小企業支援を評価され、企業の社会的責任賞(なんだこれ)で1位。


商品など

2001年、競争が激しくなったこともあり、ビジネスモデルの見直しを図り、顧客関係管理(CRM)モデルを取り入れた。

また中小企業への融資を積極的に進めると同時に、収益が少ない、リテールやクレジットカード、保険、保管部門にも力を注いだ。今日、Bancafeはこの分野では国内首位の地位を築いている。



ぜいぜいぜい。経済音痴の私にとってはチンプンカンプンですね。

で何が言いたいかというと、Bancafeは評判の良い優良行だったということ。

聞いた話では、不動産ローンなんかでも、他の銀行よりも組みやすかったとか。中小や個人に優しい銀行、というのは事実のようです。

あと、Moneygramという海外送金(基本的にはアメリカからの送金を受け取るためのもの)でも国内ではパイオニア。早くて確実に届く、という話でした。

えーと、それから、行内でのコーヒーサービスを始めたのもここなんだとか。さすがコーヒー銀行。現在では、かなりの銀行で見られます。

まあそんなこんなで評判の良かったBancafe。こんな銀行が一夜にして操業停止→廃業に追い込まれた。

胡散臭い感じがプンプンしてきますよね?

えー、次回はグアヨ側の主張を取り上げてみたいと思ってます。


追記:
あ~、1つ大切なこと(?)を書くのを忘れていました。
Bancafeはサッカーのリーガ・ナシオナルの有力チーム、ムニシパルの大口スポンサーでもあったのです。他にもスポンサーをしている銀行はありますが、Bancafeは力の入れ方が違っていた。ムニシパルがリーガ5連勝できたのも、強力なスポンサーの力があったことは間違いないです。なお、Bancafe本店には、ムニシパルグッズを販売する売店までありました。



[ 2007/07/15 15:45 ] 誰がグアヨを陥れたのか | TB(0) | CM(2)

プロローグ 

グアグアさんから頂いたコメント:
そういえば次期大統領選でコロンともう一人有力候補のバンカフェの総裁は、会社がつぶれて候補から脱落しましたよね。
これって、コロンの仕業なんじゃあないかと噂がたってます。



に関連して少し書いてみようかな・・・と思います。もちろん、私にだって真相なんてわかるわけないんですが、とりあえず少し整理してみたいなと。


コトの起こりは昨年10月20日、国内4位の大手行だったBancafe(バンカフェ)に、金融審議会が突然の業務停止命令を下したことにあります。表向きには、同行のオフショア行であるBancafe International Bankの不良債権($2億超)のコゲツキによる業績悪化が理由。Bancafe本体の業績は好調だったんですけれどもね。


このあまりに突然の業務停止命令、私が記憶している限りでは、他に例がなかったような。以前にも業績が悪化した銀行はありましたが、他行との合併やら何やらで凌いでおり(政府が資金を投入したこともあったような記憶が・・・)、青天の霹靂的にこのような重大な命令が下ったことは初めてだと思います。


さて、ここに同行の前頭取で執行役員(当時)で大株主だったEduardo González(エドゥアルド・ゴンサレス)という人が係わってきます。Guayo Gonzálezとも呼ばれるこの人、2007年の大統領選にGANAから出馬する予定でした。ところがこの事件のお陰で、株で大損しただけならともかく、ゴンサレス自身もBancafeの不正行為(業務停止命令が出てからも、関連会社が操業を続けていた)に係わった疑いがあると捜査が始まるわ、オフショア行の預金者からも「カネ返せ~」と訴えられるわで、大統領レースから降りざるを得なくなってしまった・・・・・・。


グアヨが大統領レースに出ていたなら、かなりの得票が期待できた・・・・・・と思われるだけに、このBancafe騒動が単なる経済問題ではなく、グアヨを政治的に抹殺するための事件だった、という見方も成り立つわけです。


では、グアヨが罠にはまったのだとして、一体誰がグアヨを陥れたのか?


と盛り上がった(?)ところで続きはまた後日。



[ 2007/07/11 12:52 ] 誰がグアヨを陥れたのか | TB(0) | CM(0)

大統領候補たち 

通りにはあちらにもこちらにも選挙ポスターがベタベタ。折角ですので、このポスターで大統領候補のご紹介をしてみようかと。

アルバロ・コロン大統領の最有力候補アルバロ・コロン(UNE)。
顔色が悪くて、性格も悪そう。というか、実際にそうだという噂あり。鼻声なので、コロンのスピーチはとにかく聞き取りにくい。ウチの小僧もコロンのしゃべり方をマネして遊んでいる。


オットー・ペレス対抗馬のオットー・ペレス将軍(PP)。
内戦時に軍の要職に就いていた(大統領府参謀本部だったかしらん?)こともあって、人権派と見られる人からは毛嫌いされているが、軍の本流からも外れていた人。和平合意に、軍の代表としてサインしたんではなかったか・・・(あ、どうも記憶力が)
下のゲンコツマークは党のマーク。投票が「各党のマークに×をつける」というものなので、マークをちゃんと覚えてもらう必要があるのだけれど、一番有名なのは多分このゲンコツマーク。
スローガンはマークの通り「Mano Dura(犯罪に対しては厳しさをもって対処する、の意)」。治安問題ならオットーさん、という声が高いのも、この戦略が成功しているということなんでしょうね。


PPの拳にはさまれたアレハンドロ・ジアンマテイそのゲンコツにはさまれて、居心地悪そうなのがアレハンドロ・ジアンマテイ(GANA)。
GANAに投票しようとする人が間違えてゲンコツに入れちゃう・・・なんてことはないんでしょうか?
ま、それはともかく、現大統領オスカル・ベルシェの政党から立候補。大統領候補になる前は、更生施設局、つまり刑務所とかを管理する局の局長として、囚人が握っていた刑務所のコントロールを局に戻した実績あり。ジアンマテイが辞めた後はどうなってるのかわかんないけれど・・・。
スローガンは「Un Presidente Confiable(信頼できる大統領)」。確かにコロンなんかよりは全然信頼できる雰囲気あるよなぁ・・・。現政権の評判があまり良くないのがネックかしらん。今現在はオットーさんとの2位争い中。
脚が悪く杖を使っているけれど、ポスター映りならNo.1。

マリオ・エストラダ Before
この人が当選することはまずないと思われるのですが、なぜか巷にはポスターがべたべたのマリオ・エストラダ(UCN)。カネのある政党なのかしらん・・・。
一国の大統領候補がカウボーイハットでポスターに出ているあたり、さすがはグアテマラ、って感じなんだけれど、何を考えとるんだ。


でも、どうやらいじってみたくなるキャラのようで・・・。下のポスターをご覧下さい。
マリオ・エストラダ Afterぷぷぷぷぷっ。


その他、リゴベルタ・メンチュさんとかFRGのルイス・ラベーは顔入りポスター作ってないようです。

メンチュさんは知名度ではNo.1だからいらないのかな(ポスター向きではないという噂も)。

ラベーは、参加することに意義があるってことかな。どうせ当選するわけないんだから、ポスター作るお金だって惜しいよね、そりゃ。





[ 2007/07/09 04:38 ] 2007年総選挙 | TB(0) | CM(2)

雨が降ると 

川?


雨季と一言で言っても、雨の降り方にはそれなりに違いがありまして、強い雨がさーっと通り過ぎて行く通り雨型のこともあれば、数時間にわたって雨が降り続くこともあります。


一日中豪雨が続く、っていうようなパターンは基本的にはない(ハリケーンやら何やらがやって来た時くらい)ですし、グアテマラシティーでは雨が降ると気温が下がりますので、ムシムシすることもそれほどないし、で日本の夏よりは遥かに過ごしやすいのも事実です。


それでも歩行者にとってはなかなか大変なことも多く。写真はちょっと雨が降ると排水が追いつかなくて必ず水没する道路。渡れないっす・・・。


[ 2007/07/08 14:19 ] できごととか | TB(0) | CM(2)

IOC総会も始まり・・・ 

IOC総会も始まり、今日の午後にはプーチン大統領もやって来たとか。会場の近くにある職場付近は警官+兵士のセットがあちこちにゴロゴロ。兵隊さんの方は、長い銃を下げておりまして、何かあったらすぐぶっ放せるように手をちゃんと添えている。


ホントに何かあって銃撃戦にでもなったら、間違えて撃ち殺されそうな雰囲気で、お~こわっ。兵隊さんには近寄るまい。


と思っても、帰宅途中の混雑する道では、避けようにも避けられないし、あっちにもこっちにも兵隊さんがゴ~ロゴロ。なんでまたこんなアブナイ国でIOC総会なんて大変なものやるんだ・・・・・・。


大体、です。ホテルの数が全然足りてないと思うんですけれどもね。ロシア&韓国大統領、オーストリア首相、○国王子様、▲国王女様、護衛のKGB&KCIAその他諸々御一行様、この辺りだけでもう市内のホテルのスイートと周辺の部屋が全部占められてしまいそう。それ以外の人たちは、残った部屋の取り合い。あぶれた人は、ダウンタウンの安宿にでも泊まるのかしらん???


シャラポワがロシアのプレゼンテーションにやってくる!?という噂もあり・・・。まあ、今はちょうどウィンブルドンの時期でもあり、これはどうやらガセみたいですが、シャラポワが来るならロシアの圧勝になるから大統領命令で来ざるをえなくなるかもよ?なんて意見もあったり・・・・・・。


ここではこんな大イベントが行われることなんてまずないので、結構皆盛り上がっております。小僧的には、こんな会合よりも、ワールドカップやって欲しいみたいで、私もそれには賛成なんですけれどもね。



[ 2007/07/03 13:39 ] できごととか | TB(0) | CM(0)