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公務員=特権階級? その3 

この項の最後に、「じゃあ一体、教員はいくら位のサラリーを得ているか、という話。

 

今年4月から4.35.6%の昇給を獲得しておりまして(だからもって、それ以上何が不満なのか良くわからないわけですが)現行の基本給は社会保障費を除くと、6段階の最低のAランクが月額Q1,794.82、最高のFランクがQ3,991.39となっております。これに手当がつくはずです。

 

確かにそう多い額、とは言えないかもしれませんが、でも、これ、半日仕事ですからね。まあ、そりゃあ、朝が早いのは事実。でも、多くの教員が、午後には別の仕事をしているのもまた事実。加えて休暇が年に3ヶ月もあるのも大切な事実。

 

なお、教員になる資格は、教員養成校(中卒で入学可)を卒業すること。現在、教育省はこの教員養成校の課程を2年から3年にしようとして、学生から大きな反発を買っていますが、2年で卒業ということは、早ければ17歳で教員になれるということ。その年齢で最低ランクの給料なら、決して悪くはない、と思うのです。

 

もう一つつけ加えますと、グアテマラには公立校の他、PRONADEという、地域の共同体を中心としたNGOが運営する学校があります。特にインディヘナの居住地域に多く、彼ら自身の言語とスペイン語によるバイリンガル教育の推進役ともなっています。ちょっと記憶が定かではありませんが、PRONADEの教員の給与は、一部を教育省が、一部をNGOが負担する、という風になっていたと思います。もちろん、お給料は公立校の教員よりも下。そんなPRONADEを、公立校の教員は廃止を求めています。ま、教育省がPRONADEを進めれば、自分たちがクビになるかも!?ということがあるからなんでしょうが、何とも後ろ向きな・・・・・・。大体、どんなにクビにしたくても、そう簡単にはクビにはならない!ってグアテマラ中が知っているのにね。

 

ま、この大騒ぎも、とりあえずひとまず終息。来週の月曜日からは、授業も復活しそうです。さてさて子供たち、勉強していたことを覚えているんかな・・・・・・?




[ 2007/05/12 20:51 ] できごととか | TB(0) | CM(0)

公務員=特権階級? その2 

さて、今年は総選挙の年。総選挙の年には、票が欲しい候補者が、あらゆる出来事を政治化してしまうことが多いわけですが。

 

423日から続いている教員ストも、政治イシューとなっております。教員のストというのは、言ってみれば公務員の義務不履行。というわけで、ストを継続している教員については、教育省が処分を行う、というのがごくフツーの手続きです。

 

ここに顔を突っ込んできたのが、票が欲しい国会議員。「教員組合の言っていることはもっともだ。この行政処分を取り消しにしよう!」と言って、法令?の手続きをしていますが、本来なら行政イシューのこの処分に、立法府が横ヤリを入れるというのは、むしろ憲法違反ではないんでしょうかねえ。大体、教員組合のどこがもっともやねん!

 

さすがに他の分野からの反発が強く、票が欲しい国会議員たち、あちらこちらの顔を見ながら様子見・・・・・・で、どうやら成立は難しいかな?という雰囲気になってきました。

 

そうなってくると、組合側の態度も、今までのようなワケにはいかなくなります。現時点では、

組合:「行政処分取り消し命令に大統領がサインしたら、職務復帰する」

教育省:「職場復帰したら、行政処分を取り消す」

というところまでお互いに折れてきたのですが、最後の部分で平行線をたどっております。

 

スト期間の授業日数を、別途増やすことには教員組合も同意しているようですが、こんなコメントを残しているようです。

「教員は、これくらいの日数なら、別途授業日を増やさなくても、ちゃんとその分を取り戻せるメソッドをもっているんだからね」。

・・・・・・じゃあ落第する子がいるのはどうしてなのよ?

 

まあ本当に口の減らない人たちで、こういうのを見ていると、サッカー小僧には公務員にはなって欲しくない!と心底思うのですが、どちらにしてもコネのない我が家では、公務員への道は閉ざされているにも等しいわけで・・・・・・。

 

とにかく、この国の税金が高い割には住民へ還元される割合が少ないのは、どうやら公務員の人件費へ大量に流れていってしまっているから・・・・・・、ということが、あらためて良くわかったのでした。

 

ホント、クビにした方がいい公務員は、たくさんいるんですけれどもね。




[ 2007/05/12 03:53 ] できごととか | TB(0) | CM(0)