ネーションズ・カップ 

先週は小僧の試験ウィークだったり、何やら忙しかったり、だったのですが。そんな時に限って始まってしまうのが、サッカー。我らがグアテマラ代表が出場するCopa de Naciones(ネーションズ・カップ)なんてのが、さりげなく行われておりました。

 

これまで不振を極めてきた代表チーム。勝利請負人としてやってきた代表監督のボリーヨ・ゴメスが「この大会でダメなら辞任する!」とヤケクソで?(いや、本気かしらん)宣言していたこの大会。俄然、注目してしまいます。

 

さて、このコパ、参加するのは中米7カ国。中米7カ国と言ってもピンとこない方のために書いておきますと、グアテマラ、ベリーズ、エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカ、パナマでございます。この7カ国が2グループに分かれて予選、グループの上位2チームが決勝及びCopa de Oro(ゴールデン・カップ)への出場権を得ます。総合で5位になったチームはプレーオフに回ります。

 

さてさて、Copa de Oroといいますのは、Concacaf(北中米カリブ地区サッカー協会)が主催する大会。アジア大会みたいなものなのですが、多分、地域名がやたらと長いのでゴールデン・カップなんて、ちょっと名前負けしそうなタイトルにしたんでございましょう。ネーションズ・カップはこのゴールデン・カップの予選、てな位置づけです。

 

ま、予選といっても、7カ国中4カ国が出場できるわけですからね。簡単に中米各国の力関係をおさらいしてみますと、

 

強い: コスタリカ、ホンジュラス

まあまあ: エルサルバドル、パナマ、グアテマラ

弱い: ニカラグア、ベリーズ

 

とはっきり分かれておりまして、まあ、グループ分けにもよりますが、大抵の場合はまあまあクラスから一つ脱落することが多いんですけれどもね。

 

そのグループ分けは

A: エルサルバドル、グアテマラ、ベリーズ、ニカラグア

B: コスタリカ、ホンジュラス、パナマ

となりまして、グループ分けが決まった瞬間に、グアテマラの本大会出場が決定!!!Bグループは死のグループってヤツですか。お気の毒さん。

 

さてさて肝心の試合の方は、初戦がニカラグアに1-0、次戦がベリーズに1-0と渋く勝ってはきましたが、どうも得点力にかける。ディフェンスは、GKも含めてよく頑張っているのですが(というか、相手もノーコンよね)、打てども打てどもシュートが入らない。いやはやどうしたもんだか。

 

というわけで、今度こそ本当の力が見られるか?と期待されたエルサルバドル戦が12日ありました。結論から申し上げますと、0-0の引き分け。これでベリーズとニカラグアに2-1で勝ったエルサルバドルの予選1位通過が決定いたしました。

 

・・・・・・それにしても・・・・・・。最初の12分間くらいは良かったんですけれどもね。その後はエルサルバドルに押されっぱなし。まあ、それでも今大会今のところ無失点ですから、守りは固いって言えるんでしょうが。お互いに決め手にかける、ひじょ~~~に退屈極まりない試合になってしまいました。

 

ま、いいや。準決勝はBグループを1位で通過しそうなコスタリカなので、今度こそ頑張ってもらいましょ。Bグループと言えば、初戦のコスタリカ戦3-1で負けたホンジュラス、パナマと引き分けて、決勝進出が危うくなってきました。パナマは明日、引き分けなら決勝進出が決定です。ニカラグアはベリーズに4-2で勝ち、プレーオフに回りそう。

 

いやいや、どうしようもない我らがグアテマラ代表ですが、やっぱり懲りずに応援せずにはいられないのですよねえ。




[ 2007/02/13 20:42 ] できごととか | TB(0) | CM(0)

金持ち学校・貧乏学校 

今回は小僧の学校の話ではなく、公立校のことを書いてみようかと思います。

 

まずはこちらの記事をご覧下さい。

 

2つ写真がありますが、左側がサンタ・カタリナ・ピヌラ市というグアテマラ市に隣接する市の小学校。右側はこの国の17000の公立小学校の約70%の姿。違いは明らかです。

 

公立校・・・といいますが、この国の場合、大抵の場合が「国立」校になります。でも教育省の予算のかなりの部分は教員の給与やら人件費に吹っ飛んでしまいまして、校舎の建て替えはおろか、保守に当てる経費さえ賄えないような有様。

 

では、サンタ・カタリナ・ピヌラの小学校はどうしてこんなに立派なのか、といいますと、市が校舎を建設したからなのです。

 

市長さん曰く、「2000年に住民に何が必要か、を聞いてみたんだよね」。そこで優先度の高い問題として、小学校の校舎(及び施設)が挙げられたようです。

 

ま、そうは言ってもどこの市でも同じように建設できるわけではありません。サンタ・カタリナ・ピヌラは最近高級住宅地の開発がどんどん進んでいる地域で、固定資産税ががっぽがっぽ入ってくる。そういうおリッチな土地柄なのであります。そういうわけで、この固定資産税の税収でもって建てられたのがこの校舎。

 

やっぱり校舎がきれいだと、子供もやる気になりますよねえ。あるお母さんは「以前はウチの子も『なんで学校に行かなあかんの』と嫌がってたんですけど、今ではすっかり!」と大喜び。

 

かと思いますと、かたや校舎はトタン板で囲まれただけ、雨が降ると先生の話も聞こえない、雨漏りがする、という校舎。写真の学校はそれでもまだマシな方かもしれません。教室に入りきれず、青空学級をしていたり、机も椅子もなくて、かわりにコンクリートブロックなんかを使っているケースもさして珍しくはありませんから。

 

そういう、資金力のない地域には、外国からの援助で建てられた学校があったりします。日本の援助で建てられた校舎もまた多々。これらは「草の根無償」という、返済を要しない小口ドネーション(限度額は1件につき1000万円まで)から出ておりまして、この資金で小規模な小学校があちらやこちらの村に建てられております。

 

鉄筋の校舎が出来ると、生徒の数も増えるんですよね。それにきれいな校舎だと皆で「きれいに使おう」という意識も高まってくれるんじゃないかなあ(グアテマラにいると、そういう公徳心の欠如っていうものをつくづくと感じるんですよねえ・・・)。

 

健全な身体には健全な魂が宿る。といいますが、健全な校舎には健全な生徒が育つ。やっぱり入れ物も大切なんですよねえ。教育は国造りの基礎。ここにどれだけ力を入れることができるかが、この国の未来を決めるとも言えるわけですが、残念ながらまだまだ国にはその力がないようで。




[ 2007/02/01 20:46 ] できごととか | TB(0) | CM(0)