職場にとあるサービスの人がやって来ました。Tico(ティコ、コスタリカ人のこと)だというその彼、Ticoらしく色白で背が高く、コスタリカなまりで話します。
グアテマラとコスタリカのスペイン語の差、って大きな違いではないのですが、それでもやっぱり違うんです。アクセントも違うし、言い回しも異なっていたり。そんな話でしばらく盛り上がったのですが、この彼、実は日本語も少しかじっていました。
日本語に触れるきっかけとなったのは、Videojuego(ビデオフエゴ)、つまりゲームだったのだそうです。ニンンテンドー、っていう単語がかなり小さな子供たちの間でも使われるくらい、日本のゲーム機&ソフトは知れ渡っています。
で、彼が最初始めたのは英語のものだったのだそうですが、続けていくうちに、日本語のものに行き当たるようになった。そこから少しずつ日本語に興味を持つようになり、今は漫画やアニメにはまっている。てなことでした。
アニメはテレビさえあれば、簡単に見られますが、マンガの方は、英語版を入手して読むんだそうです。そうして今はまっているのが「天上天下」なんですって。
「このタイトル、《天地》、って意味だって聞いたけれど、どうして《天地》、ってタイトルにしなかったの?」
・・・・・・知るか、そんなこと。
「《めぐりくる時に》って、どういう意味?」
「《やがて》って意味だよ」
「じゃあ、どうして《やがて》って単語にしなかったんだろうねぇ」
・・・・・・知らんってば!!
技術畑の人らしく?文学的修辞よりも、意味をつきつめていくことの方に興味があるようで。
そんな彼の夢は、いつの日か日本に行くこと、なんだそうです。
「だって、日本女性って美人だし!」
・・・・・・これだから、ラテンの男は、もう。