以前、
グアテマラシティーのゴミ埋立場でゴミ崩れが起きて亡くなった方がいた・・・というような話を書いたことがありますが、
この、
グアヘーロ(guajero)と呼ばれる、
ゴミ埋立場で生活の糧を稼いでいる人たちのことを取り上げた記事がありましたので
簡単に紹介してみたいと思います。
Prensa Libre / Reciclaje : Familias viven de basurero de zona 3記事によると、このグアテマラシティーのど真ん中にあるゴミ埋立場、
グアテマラ県で発生するゴミの約60%を受け入れているのだとか。
国内では年間6500トンのゴミが発生していて、
その半分がグアテマラ県で発生しているという話なので、
年間で1950トン、1日辺り5トンのゴミを受け入れてるってことになりますか?
案外少ないような気もするけれど・・・、ま、いいか。
さて、ここにやってくるゴミの内、25%がリサイクル可能なものなんだとか。
その25%のリサイクル可能なゴミを拾って生計を立てている家族が約2000世帯。
その2000世帯の中から、父、母、娘婿2人の計4人がグアヘーロとして働いている
フォロンダ・エルナンデス家のことが取り上げられています。
リサイクル可能なものは紙、段ボール、重金属、アルミニウム、ペットボトル、ビニールなど。
こういうものを探し出して仲買人に売り、
仲買人は再生業者に売り、こうして収入が発生するわけです。
グアヘーロたちの収入は、1人最低でもQ25〜30、多い時にはQ50〜60とか。
この世帯の月の収入はQ3,000からQ4,000くらいになるのかな。
贅沢しなければ、一家で生活していける金額ではあります。
このフォロンダ・エルナンデス家、27年前からグアヘーロしてるんだそうです。
それで得られる収入で8人の子供を育ててきたというのだから大したもの。
子供達も拾ったゴミの選別などで親の手助け。
ある意味・・・、豊かではなくても家族一緒に仕事できて、
ちょっと羨ましい気もします。
このグアヘーロ、大抵、このゴミ埋立場の近くに住んでいます。
匂いはひどいしハエや蚊と言った虫も多く、衛生環境は劣悪、
特に小さい子供達は呼吸器疾患を患うことが多いと言われていますが、
それでも、食べ物もなく、痩せ細っている貧しい地域の子たちよりはマシともいえるか・・・。
加えて、グアヘーロはリサイクルできるものをカンペキに拾いますから、
埋立場で埋められていくのは、本当に使い道のないゴミだけとなって、
究極のリサイクルができる・・・・・・とも言えるわけで。
このゴミ埋立場とグアヘーロ、事故もあって問題はあるわけですが、
ここで生計を立てている人たちがこんなにたくさんいる以上、
どんなに事故があっても、今更閉鎖したりするわけにはいかないんだろうなぁ・・・
と思ったりするわけです。
難しいですよね、いろいろと。
最近は好天の日が続いています。
と言っても、一滴も降らないわけではなく、
午後にはざーっと激しい雨の降ることもあるのですが、
比較的さっと通り過ぎる普通の雨。
そして間には雨の降らない日もあり、
降らないとなると超暑い1日となるのでありました。
ま、でも、これが普通の雨季ってヤツだよね・・・。
そんな「普通の雨季」も8月中旬まで、
下旬にはまた「大雨の雨季」になるという予報だったり。
この雨季のお陰で道路は穴だらけ、
市が一生懸命穴塞ぎをしているんだけれど、
イタチごっこというかもぐら叩きゲームというか、
あっちを塞げばこっちに新しい穴、という状況。
先日、小僧の学校に行ったのですが、
約500mくらい、途中の道路がものすごく穴だらけの区間がありまして、
そこを過ぎると舗装がマシになるのですが、
これって、ひょっとして、舗装の仕方か材料が悪いのか、
そういうことなんでしょうかねぇ?
最近は、道路が沈み込んでいるところなんてのもありまして、
やがて大穴が開くんじゃないかと、多少おっかなびっくりです。
さて。
この雨季、多くの被災者を出していて、
政府は当然被災者の救援・支援活動を行うわけですが、
どうやら元手がないらしい。
てか、災害対策用のお金は既に底をついてしまったらしい。
そこで考えついたのが他の予算をこっちに回すこと。
てなわけで現在1億6000万ケツァルを何とか災害対策用にしようという提案が
国会で話し合われております。
1億6000万と言えば、現在のレートだと2200万ドルくらいですか。
こんな大金がどこから出てきたかというと、
教育省に当てられていた予算なんだそうです。
しかもちょっとワケあり予算で、
グアテマラにはPronade(プロナデ)という地域住民が中心となって
運営をしている小学校がいくつかあるのですが、
このPronadeを廃止して普通の国立小学校とすることが決定しており、
Pronadeみたいに上手くいっていたプログラムを廃止するなんて
愚の骨頂、という批判が方々からあったりするんですが、
そういう批判を押し切って実施する以上、
校舎の改善及び教職員の給料の予算化は必至でして、
そのために3億ケツァルかな?が充てられているのでありました。
で、そのうちの一部が緊急予算へ、という話らしいですが、
教育相のアナ・モリーナは
「そんなことをしたら、現在計画中の小学校300校の建設が頓挫してしまう」
と猛反発。
私も教育省の予算を削減するのはやめて欲しいと思うなぁ〜、
だって現在でさえ、各国の援助で小学校建設してたりするんだから。
日本の援助で建設・増築された学校だって、たくさんあるんですよ、ここ。
それよか、国会はお金余っているみたいだし・・・、
そこから取ればいいんでない?
だって、過去数年間にわたって数千万ケツァルに上る余剰金が発生していて、
とある人物が勝手に先物取引につぎ込んでいたということが発覚して
今、結構な話題になっているのですよ。
昨年まではもうかっていたからいいんだけれど、
今年は経済の下降、原油価格の不透明さ、ドル安などもあって、
損失を出しているらしいんですけれどね・・・、
いやはやまったく、預けた当人はもう逃亡してるし、
先物取引を扱った市場の責任者は
「7月までにちゃんと返す」と宣誓してしまったがために、
期日までに返せなくてやっぱりトンズラ、
こちらは既に指名手配犯となっていますが・・・、
利益握り締めて高飛びした方をもっと探してくれやぁ。と思う私です。
本当に政治は茶番だと痛感する事件で、
公金なんてのは、必要のために使うものであって、
本当に必要としている人たちのお金をあちらとこちらで分け合って、
その予算の決定権のある人たちが私利私欲に走ってる。
この国、国会議員ってのがやたらと多くて
待遇も良すぎるんですよね・・・、やっぱりそこが問題なのかも。
まずは国会議員の削減か。
それで余ったお金を教育に回した方が、ずっといい国になりそうだよねぇ、ホント。